「lastIndexOf(searchValue, fromIndex)」は、指定された文字列または文字の最後に現れる位置のインデックスを返すJavaScriptの関数です。第1引数には、検索したい文字列を指定します。第2引数には、検索を開始する位置のインデックスを指定することができます(省略可能)。検索開始位置を指定する場合、その位置から末尾に向かって検索が行われます。
例えば、以下のような文字列がある場合、
let str = "hello world world";
「str.lastIndexOf(“world”)」を呼び出すと、文字列「world」が最後に現れる位置のインデックスである「12」が返されます。
console.log(str.lastIndexOf("world")); // 12
また、「str.lastIndexOf(“WORLD”)」と検索した場合でも、大文字と小文字は区別されるため、含まれていないと判断され、結果として「-1」が返されます。
「fromIndex」を指定して検索を開始する場合、その位置より後ろにある文字列は無視されます。例えば、以下の場合、「fromIndex」に5を指定して「w」以前の文字列を検索した場合、「0」が返されます。
console.log(str.lastIndexOf("w", 5)); // 0
このように、「lastIndexOf()」は、指定された文字列または文字の最後に現れる位置のインデックスを返すための関数です。文字列の検索に使用され、条件分岐や文字列の切り取りなどで利用されることがあります。