DFD(データフローダイヤグラム)の書き方(4)データディクショナリーとミニ仕様書

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今回はDFDを使って業務分析をする上で、欠かせないデータディクショナリーとミニ仕様書についての解説です。

これらを使いこなせるようになると、本当にしっかりと業務分析ができるようになります。


目次

データディクショナリーとミニ仕様書

DFDにセットで必要になるものがあります。それがデータディクショナリーとミニ仕様書です。

データディクショナリーには、データフローの内訳を記述します。そして、ミニ仕様書にはプロセスの内容を記述します。DFD、データディクショナリー、ミニ仕様書が揃ってひと塊となります。どれが欠けても中途半端です。

例:以下のようなDFDを書いた場合

flow04-01

データディクショナリーの例

仕入送り状+納品書+受領書+製品数+品名
発注内容品名+発注数
受領書受領書+受け入れ担当者の受領印
納品書納品書+受け入れ担当者の検印

ミニ仕様書の例

プロセス名:プロセス2
プロセス記述:
1.メーカから「仕入」が発生する。 運送会社から荷物を受け取る。 2.検品を実施する。 倉庫担当者は「仕入」の品名、製品数と、「発注内容」の品名、発注数を確認する。 もし どれかが異なる場合 <異なった場合の処理を記述> ・・・・・以下省略・・・・・ または <正しい場合の処理を記述> ・・・・・以下省略・・・・・ である 3.納品書の束に納品書をまとめる。

上記のようにまとめていきます。

しかしながら、これもまた、DFD、データディクショナリー、ミニ仕様書を行ったり来たりしながら、ブラッシュアップさせていくものです。


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この記事で紹介しているDFDについては、考案者のトム・デマルコが書いた、「構造化分析とシステム仕様」という書籍の中で詳細な解説がされています。

しっかりと学習したい方は、この書籍をお読みになる事をお勧めします。

続きは、以下の記事で紹介しています。ぜひお読みください。

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