JavaScriptには、JSONデータを解析およびシリアル化するための組み込みオブジェクトであるJSONがあります。JSONは、JavaScript Object Notationの略であり、テキスト形式でデータを表現するための軽量なフォーマットです。
JSONオブジェクトには、以下の2つのメソッドが用意されています。
1.JSON.parse()
2.JSON.stringify()
目次
JSON.parse()
JSON.parse()メソッドは、JSON形式の文字列をJavaScriptオブジェクトに変換します。たとえば、以下のようにJSON形式の文字列を解析することができます。
const jsonString = '{"name": "John", "age": 30, "city": "New York"}';
const obj = JSON.parse(jsonString);
この場合、jsonString変数にはJSON形式の文字列が、obj変数にはJavaScriptオブジェクトが代入されます。
JSON.stringify()
JSON.stringify()メソッドは、JavaScriptオブジェクトをJSON形式の文字列に変換します。たとえば、以下のようにオブジェクトをJSON形式の文字列に変換することができます。
const obj = {name: "John", age: 30, city: "New York"};
const jsonString = JSON.stringify(obj);
この場合、obj変数にはJavaScriptオブジェクトが、jsonString変数にはJSON形式の文字列が代入されます。
以上が、JavaScriptのJSONオブジェクトの簡単な説明です。JSONオブジェクトを使用することで、JSON形式のデータを簡単に解析およびシリアル化することができます。