スケジュールを立てる際には、考慮すべき手順があります。
バケツに大きな石と小さな石を入れるのには、大きな石から順に入れていかなければ、全てを収めることができません。
スケジュールも同じように、
重要な事項から優先的に組み立てる必要があります。
この記事では、スケジュールの効果的な組み立て方について解説していきます。
バケツと石
スケジュールの組み立て方を考える際、バケツと石のアナロジーを使うとわかりやすいです。
ここには大きな石と小さな石があるとしましょう。
もし最初に小さな石をバケツに入れてしまうと、大きな石を後から入れることができません。
逆に、大きな石からバケツに入れていくと、小さな石は隙間に入れることができ、
最終的にはすべての石を収めることができます。

スケジュールも同じ
スケジュールも同じです。
限られた大きさの時間の中には、
まずは、大きな石=重要な事項 を決定
して、
それから他の事項を決めていくことが肝心
です。
そうしないと、
たいして重要でない事でスケジュールが埋め尽くされてしまい、
本当に重要なことができなくなってしまいます。
スケジュールは年間、1ヵ月、1週間単位で検討していきます。
以下の記事で説明した、領域②のタスクを第一にスケジューリングすべきです。
スケジュールはいつも完璧ではない
スケジュールをいっぱいに詰め込んで、予定表がいっぱいだと、仕事をしている感があふれてきて、満足してしまうかもしれません。
でも、予定がぎっしりと詰まったスケジュールを作成してしまうと、緊急度の高いタスクが飛び入りしたときに破綻しがちです。
ですから、
余裕を持ったスケジュールをしましょう。
日々のタスク
朝起きてから、まずやるべきことは、
紙で管理するのがおすすめ!
Aが最重要事項、Bが重要、Cは延期可能です。更に、数字を使って優先度を決めます。
A1 妻との食事
A2 明日のプレゼン資料を再確認して修正する
B1 佐藤さんのメールに返信
B2 プログラムのバグ調査
C1 資料の整理
こんな感じで整理します。
線で消していくことで、自分の深層心理にある突っかかりを消し込むことができます。
A1 妻との食事A2 明日のプレゼン資料を再確認して修正するB1 佐藤さんのメールに返信
B2 プログラムのバグ調査
C1 資料の整理
タスクを先送りする場合は、タスクの右に矢印を書いて、移動先の日付を記入して、さらに、その移動先の日のタスクに書き込んでおきます。
A1 妻との食事A2 明日のプレゼン資料を再確認して修正するB1 佐藤さんのメールに返信
B2 プログラムのバグ調査
C1 資料の整理 —–> 4月10日
これらは、手で書くことが重要です。
自分を磨く
毎日、自分を磨く
1日のスケジュールを組み立てた後、
10分とか15分くらいを、自分を磨く時間
として使ってはどうでしょうか。
この時間で新しい技術や、業界の潮流を調べたりします。
そういう時間を確保することも重要です。
他にも、セルフマネジメントについての記事がります。ぜひ、一度読んでみてください。